皆が待っている! 新しいポテトメニュー

居酒屋やカフェの超定番・フライドポテト。ただ、必ずと言っていいほどオーダーするだけに、
いつもの塩味やケチャップ添えでは少々飽きもあるようで、新感覚を待望する声が圧倒的に多かった。

「お酒にポテト」は、もう常識!?

酒を飲む時、どのくらいの人がポテトを頼むだろうか。「ぜったい頼む」17%、「頻繁に頼む」46%、なんと6割以上がポテト好き。新メニューへの期待値も大きい。

ローディッドフライは注目度満点

最近、日本でもボツボツお目見えし始めたローディッドフライ。消費者の興味は急上昇、メニューに加えれば注目されることは間違いない。

ローディッドフライとは

フライドポテトに、ステーキやシーフード、アボカドやチリビーンズなどの具材をたっぷり山盛りにのせ、具材に合うソースをかけたフライドポテトメニューです。
本場アメリカでは、ファストフード店やダイナーでオリジナルメニュー提供されていて、
各州でおすすめのメニューや人気ランキングなどがウェブメディアで紹介されるなど話題になっています。

※ローディッドフライ(Loaded Fry)は米国ポテト協会の商標登録です。

ここがすごい! ローディッドフライ4つのポイント

  • ここがすごい! 1

    サプライズ感抜群

    ボリュームもあり、具材やソースでインパクトも強い。一般的なフライドポテトとまったく表情が違い、インスタ映えもする。

  • ここがすごい! 2

    定番と相乗効果

    フライドポテトのメニューを増やしても、既存メニューに影響することはまずない。逆に相乗効果で出数増加が期待できる。

  • ここがすごい! 3

    マンネリ化と無縁

    ローディッドフライは具材やソースでバリエーション展開が簡単にできる。月替わりや季節限定メニューもつくりやすい。

  • ここがすごい! 4

    食材調達がラク

    他メニューの食材を活用して簡単にアレンジできるのも強み。新たな食材を仕入れる負担に悩むことなくメニュー開発ができる。

アルコールとの相乗効果に期待大!

店にとってアルコールの売り上げは、利益に大きく貢献する。味にメリハリがあってボリューム満点なローディッドフライは、
特に炭酸系と食べ合わせたいとの声が多かった。今後は酒がすすむ新定番メニューとして定着する可能性が強い。

ローディッドフライ+炭酸系が圧勝!!

回答者にランク付けしてもらったところ、1位のビールは圧勝、2位はハイボールとサワー・酎ハイが接戦。いずれにしても炭酸系と合わせやすいメニューと考える人が多かった。

ローディッドフライはアルコールの出数UPに期待大

ローディッドフライを酒がすすむメニューと見なす人は約9割。しかも本来のフライドポテト・ファンに加え、メリハリのある味わいやボリュームを期待する層も取り込める可能性が高い。酒・料理ともに注文数アップにつながりそうだ。

ローディッドフライ レシピ開発のコツ

  • 具材

    肉と野菜をベースに。肉ならステーキ肉や挽き肉のほか、ベーコン、チョリソ、ハム、コンビーフ、スパムなどの加工肉など。野菜はフレッシュでも加熱してもOK。食感と彩を考え、五感に訴えるメニューを目指そう。

  • トッピング

    シュレッドチーズやハーブ、スパイスなど。目玉焼きや鶏唐揚げなどをトッピングするのも面白い。溶けるチーズもおすすめだ。

  • ソース

    ケチャップ、チーズソース、ドレッシング、BBQソース、マスタード、焼肉のたれなど。自由にアレンジしてオリジナル感を演出しよう。

  • ポテト

    いつものフライドポテトを活用すれば原価の負担もかからずにできる。チップス系やラティスカットなど、ちょっと目先の変わったポテトを利用すれば、フレッシュでサプライズ感のある演出も手軽にできる。